元日本ハムの上沢直之投手はMLBで活躍できる?

今オフのMLBは、大谷翔平選手や山本由伸投手をはじめとした、多くの日本人選手が話題になりました。

その中の一人に、日本ハムからタンパベイ・レイズにマイナー契約で移籍した上沢直之投手がいます。

この上沢投手がMLBでどれくらい活躍できるのか、非常に興味があります。

結果はもちろん始まってみたいとわかりませんが、シーズン前の今予想をしておいて、後から振り返ってみたい!
そんな思いからこの記事を書いています。

同じく今オフにシカゴ・カブスに移籍した今永昇太投手や、2021年と2022年にテキサス・レンジャーズでプレイしていた有原航平投手(現ソフトバンク)と比較しての成績や特徴をみていきたいと思います。

 

体格、特徴など比較

上沢投手 今永投手 有原投手
年齢 29歳 30歳 29歳
※当時
身長 187cm 178cm 188cm
体重 88kg 86kg 95kg
利き手 右投げ 左投げ 右投げ
回転数 約2,800rpm 約2,700rpm 約2,150rpm

 

NPB時代の成績(MLB挑戦前の6年間平均)

上沢投手 今永投手 有原投手
被安打率 7.72 7.73 8.80
被本塁打率 0.69 1.06 0.96
与四球率 2.67 2.38 2.09
与死球率 0.28 0.25 0.31
奪三振率 7.62 9.32 6.74
K / BB 2.85 3.92 3.23
防御率 3.09 3.51 3.82
WHIP 1.18 1.17 1.22

3人のデータを見比べてみた感想として、一番印象が良いのが今永投手、次は上沢投手、続いて有原投手といった感じです。

 

上沢投手のポジティブ要因

・回転数がとても高く2,800rpmであること
・DH制のあるパ・リーグでの成績であること
・周囲の期待値は高くないこと(契約も含め)
・有原投手も肩の手術前に登板した2試合はまずまずの成績だったこと

上沢投手のネガティブ要因

・右投手であること
・K / BBが少し心配
・球速が遅いこと
・29歳とピークに近い年齢(早期の順応が求められる)
・レイズが激戦地区のチームであること

 

最後に

今回は、上沢投手よ、メジャーで活躍してくれ!そんな私の願望の記事でした。

山本由伸投手は別格としても、今永投手との評価があまりにも違ったので。

出来高込み5年総額8,000万ドルと、キャンプ招待付きとはいえマイナー契約(メジャー昇格した場合でも出来高込みで1年総額350万ドル)ですからね。

年俸5倍弱もの差があるとは私は感じません。

シーズンが始まるのを楽しみにしています!

  • B!