便利な世の中ですが、便利と安全は相反することが多いです。
あなたは便利の裏側にあるリスクに気づいていますか?
こんばんは!こま(@koma_piece01)です。
最近面白い投資信託として「グローバル3倍3分法ファンド」の記事を書きましたが、投資先をサイバーセキュリティ関連の会社に絞った投資信託もあるようです。
その名も「サイバーセキュリティ株式オープン」
今回はこのファンドについてまとめてみたいと思います。

目次(タップで移動できます)
「サイバーセキュリティ株式オープン」とは?
正直、この名前でピント来ますよね笑
インターネット上の安全を守る企業に投資をするファンドです。
2017年7月13日から運用が始まっており、比較的新しいファンドという印象を持ちました。
基準価格の推移
ファンドが2017年7月からなので、ちょうどアメリカの株価の調子が良い時にスタートしています。
2018年2月の暴落の影響はあまり見られませんが、10月の暴落の影響は大きく受けていますね。(↓は比較用よしてS&P500のチャート)
VOO(S&P500ベンチマーク)との運用成績比較
騰落率 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 |
サイバーセキュリティ株式オープン | 4.03% | 11.66% | 1.96% | 15.69% |
VOO(S&P500ベンチマーク) | 2.29% | 3.43% | -3.13% | 2.27% |
過去1年間までしか比較ができませんが、サイバーセキュリティ株式オープンと、S&P500に連動するETF「VOO」の運用成績の比較をしてみると、圧倒的にセキュリティー株式オープンの方が成績が良いですね。
サイバーセキュリティ株式オープンの組入上位銘柄
組入銘柄 | 業種 | 国 | 比率 |
オクタ | ソフトウェア・サービス | アメリカ | 8.9% |
ゼットスケーラー | ソフトウェア・サービス | アメリカ | 7.4% |
アマゾンドットコム | 小売 | アメリカ | 6.6% |
フォーティネット | ソフトウェア・サービス | アメリカ | 5.3% |
サービスナウ | ソフトウェア・サービス | アメリカ | 5.2% |
マイクロソフト | ソフトウェア・サービス | アメリカ | 4.7% |
トレンドマイクロ | 情報・通信業 | 日本 | 4.0% |
ベリサイン | ソフトウェア・サービス | アメリカ | 3.8% |
セールポイント・テクノロジーズ | ソフトウェア・サービス | アメリカ | 3.5% |
パロアルトネットワークス | テクノロジー・ハードウェアおよび機器 | アメリカ | 3.4% |
アマゾンやマイクロソフトは当然として、トレンドマイクロ、ベリサインなどは日本でも有名な企業ですね。
リスクについて
投資全般に言えることですが、リスクについても触れたいと思います。
- 価格変動リスク(元本保証ではない)
- ハイリスク・ハイリターン(テーマを絞った銘柄のため、良くも悪くも値幅が開きやすい)
- 為替変動リスク
- 信用リスク
- 流動性リスク
- カントリーリスク
また、リスクとはちょっと違うかもしれませんが、手数料が高めですね。
購入時手数料は上限3.24%、信託報酬は年率1.836%とのこと。
まぁ手数料をペイできるだけの運用成績を残してもらえれば文句はありませんけどね!
サイバーセキュリティの業界はしばらくは盛り上がりそう
サイバーセキュリティ株式オープンの投資先となる、サイバーセキュリティ業界の今後の見通しですが、正直衰退していくイメージは持てません。
世の中が便利になればなるほどセキュリティ対策を行わなければならなくなりますし、ここ数年はFinTechのサービスや企業がどんどん出てきています。金融サービスがインターネット上で盛んに行われるためには、他業界以上に安全である必要があります。
便利なサービスにはセキュリティ対策もセットで求められることから、少なくともここ数年は成長していく業界ではないでしょうか。
サイバーセキュリティ株式オープンも、今年のNISA投資先として魅力的だなと感じています。
サイバーセキュリティ株式オープンを購入するには?
サイバーセキュリティ株式オープンを購入するためには、このファンドを取り扱っている金融機関で口座を開設する必要があります。
個人的には購入手数料が安いネット証券がオススメです。
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おわりに
以上、【便利と危険は裏表】サイバーセキュリティ株式オープンは今後も上昇していくか!?でした。
投資信託は、私の投資歴の中では早めに手を出した資産運用法なのですが、アクティブファンドは過去に2回しか買ったことがないと、この記事を書いていて気づきました。
一つは「アクティブ・ニッポン(愛称:武蔵)」、もう一つは「ブラジル株式ファンド」です。
アクティブ・ニッポンは私が保有していたときは一度もアクティブな気持ちにならないまま損切りをしました笑
ブラジル株式ファンドも購入後に評価額が大きく落ち込んだ時期が長く、評価損が続いていましたがプラス評価に変わったタイミングで売却をしました。
どちらもあまり良い思い出がなく、アクティブファンドにはまだまだ抵抗があるのも事実です笑
今年のNISAで購入を検討している「グローバル3倍3分法ファンド」と今回記事にした「サイバーセキュリティ株式オープン」は、そんな私のアクティブファンドに対するイメージを変えてくれるのか楽しみです!
