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日経平均は2021年内に30,000円を突破できるのか?

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こんばんは!30代Webディレクターこま(@koma_piece01)です。

日経平均株価が2020年や2021年に30,000円に到達するという記事は定期的に出るのですが、自分なりにこの予想が妥当なのかを検討してみたいと思います。

結論から言ってしまうと、私はなかなか難しいのではないかと考えています。

こま
この記事は日経平均株価が2021年までに30,000円に到達できるのかについて検討する内容です。

長期チャートでは日経平均は上昇中


上記は日経平均株価の月足チャートです。

期間はリーマンショックの前の期間から現在までです。

2012年の後半を起点としてトレンドライン(オレンジの太い線)を引いてみたところ、今は強気の相場と言えます。

今の段階ではちょうど20,000円あたりがサポートになるので、20,000円を割るような展開になった場合は、2012年後半からの流れは終了となります。

 

過去のトレンドラインと実際の株価の乖離率を見ると30,000円は不可能ではない

このトレンドラインですが、2021年末の段階では大体24,000円あたりに位置することになります。

つまり2021年中の30,000円達成のためには、トレンドラインから6,000円ほど上に位置している必要があります。

トレンドラインと実際の株価指数の乖離幅を見ると、2015年7月などは50%ほぼありました。

2021年末のトレンドライン水準は24,000円ですので、上に50%乖離した場合36,000円となります。

そうなると、過去の乖離率から考えれば2021年中に30,000円達成も不可能ではなさそうです。

 

しかし2012年後半から始まった日本の金融政策はガス欠

※スマホの場合横にスライドできます

2012年12月 自民党が与党奪還 アベノミクスへの期待
2013年4月 日銀が量的・質的金融緩和発表(黒田バズーカ)
2014年4月 消費税率を8%に引き上げ
2014年10月 米FRBが量的金融緩和策(QE)発表
日銀が量的・質的金融緩和の拡大発表(黒田バズーカ2)
GPIFがポートフォリオの見直し発表(株式や海外への投資比率を高める内容)
2014年11月 2015年10月の消費税引き上げを2017年4月に延期
2015年8月~2016月1月 中国の景気悪化による世界同時株安
2016年1月 日銀がマイナス金利付き量的・質的金融緩和
2016年6月 消費税の増税延期発表
英国のEU離脱を問う国民投票→離脱派勝利
2016年11月 米大統領選で共和党のトランプ氏が勝利
2017年10月 日本の衆議院選挙で与党勝利

上記は、2012年後半以降、株価に影響を与えた主な出来事です。

その中で、日本株が上昇してきた主な要因はだいたい下記になります。

  • 日銀の金融緩和政策
  • GPIFによる日本株買い増し
  • 米国株の上昇

日本国内の株高要因としては、政府や日銀など公的機関の政策による影響が大きいです。

しかし、現状では日銀の金融緩和やGPIFによる日本株の買い増しも頭打ちとなっており、これまでのように日本株を押し上げることが難しくなっています。

また、以前は米国株の上昇と連動するように上昇していた日本株ですが、直近では株価が下がるときは連動するのですが、米国株が上がったからといって日本株も上がるかというと、そうではないケースが増えてきています。

先週7/15、16にはNYダウ、S&P500、ナスダックなどの米国株価指数が揃って史上最高値を更新したのですが日本株は伸びませんでした。

つまり、今後はトレンドラインの上を維持できたとしても、トレンドラインより上方向に大きく乖離することは難しいのではないかと考えています。

こま
2021年末時点で日経平均30,000円達成とすると、トレンドライン上の24,000円に対して25%上に位置することになります。

そう考えるとあり得ると言えばあり得ますね。

ただ株価を押し上げる材料が少ない印象です。

 

直近の日経平均はレンジ相場。上抜けができるか注目

上記は日経平均株価の週足チャートです。

このチャートを見ると、2017年10月頃からは上限がだいたい24,000円、下限がだいたい20,000円のレンジ相場がずっと続いています。

2021年中に30,000円を達成するためにはこのレンジ相場を上に抜ける必要があるのですが、現状はこの壁を超える力が足りないように感じます。

こま
2019年はすでに2回ほど雲(グレーの部分)の上限突破を試していますがいずれも弾かれています。

直近も3回目の挑戦中で弾かれているように見えますが、盛り返すか注目です。

一方で21,000円、20,000円を割り込むタイミングになると、日銀やGPIFが日本株を購入して下支えをしているようで、これが官製相場と言われている理由です。

そのためこの水準まで下がってくると株価が下がりにくくなるのですが、官製相場がどこまで持ちこたえられるのかは疑問に感じています。

 

そろそろ上か下かに動いてもおかしくないタイミング

同じく日経平均の週足チャートを見ると、2018年の10月から今までは「三角保ち合い」です。

「三角保ち合い」についてはSMBC日興証券ホームページの説明を引用させていただきます。

株価の上昇・下落の値幅が徐々に狭まっていき、チャートの形が三角形のようになる状態を「三角保ち合い」と呼んでいます。

引用:SMBC日興証券「三角保ち合い」

このように相場の動きが徐々に狭まっているときは、いずれどちらかに動いたときには比較的大きな動きになりやすいとされています。

今回の「三角保ち合い」は上方向に狭まってくるわけでも、下方向に狭まっているわけでもないので、どちらに動くかは予想がつきにくいですね。

こま
私自身は今後半年から1年以内には株価の下落を予想しているため、日経平均先物の売ポジションを持っています。

ただし直近の三角保ち合いで上に抜ける可能性もあるので、ストップ注文も入れています。

 

株価上昇を期待しての投資なら米国株価指数をオススメします

これまで日経平均株価の2021年内30,000円の妥当性を見てきましたが、正直胸を張って達成できそうと言える状況ではありません。

もし株価上昇を期待して投資をするのであれば、日経平均株価にこだわらず米国株価指数の方が良いです。

同時期(リーマンショック前から現在)の日経平均株価と、米国株価指数の一つであるS&P500のチャートを見比べてみます。

 

日経平均の長期チャート

 

S&P500の長期チャート

 

日経平均は37%上昇、S&P500は100%超も上昇

チャートを見比べると一目瞭然ですが、S&P500の上昇率の方が圧倒的に上です。

2007年2月から2018年9月(日経平均の直近の高値の時期)で比較してみると、日経平均株価は37%の上昇に対し、S&P500は100%を超えています。

日経平均が30,000円を達成する頃には、S&P500は今の水準の倍になっている可能性もあります。

もし株価上昇を期待して投資をするのであれば、私はS&P500などの米国株価指数に投資をします。

 

おわりに

以上、「日経平均は2021年内に30,000円を突破できるのか?」でした。

私の考えは以下の通りです。

  • 2021年内の30,000円突破の見通しは明るくない(可能性が0ではない)
  • 日経平均が30,000円を突破したとしても、米国株はより高い上昇率を期待できる

直近の米国株価指数は史上最高値更新を連発しているため、私は少し下落したタイミングでの購入を狙っていますが、20年30年の長いスパンで投資をする場合はこのタイミングで投資を始めても今後さらなる上昇が期待できます。

日経平均は置いておいて、米国株へ投資してみませんか?

こま
最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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